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物理的な劣化
人間と同じように、建物も古くなればあちこち傷みが目立つようになります。雨漏り、ひび割れ、汚れや腐食といった皮膚や骨格にあたる部分の劣化、配管の閉塞・腐食や設備機器の磨耗・故障といった臓器にあたる部分の劣化により快適さが失われ、維持保全に多大なコストがかかります。メンテナンスや修繕は劣化の度合いを遅らせるもので、時間とともに進行するこのような劣化をくいとめることはできません。
社会的な劣化
省エネ・省資源といった技術の進歩、社会の変化に伴う法改正・法整備、環境保全、建物利用者の要求レベルの変化といった社会的な要求も時とともに増大してゆきます。新築当時はこれらの要求をすべて満たしていた建物も陳腐化してゆくことは避けられません。
点検・メンテナンス・修繕
設備を長持ちさせるためには、点検(劣化の具合を調べる)、メンテナンス(最適な状態を維持する作業)、修繕(劣化部分を取替え等によって使用に耐えうる状態にする作業)をこまめに行うことが必要です。点検には安全を確保するための「法的規制による定期点検」と自主的に行う点検があります。
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